感想メモ|『名探偵コナン』8〜10巻

このペースでどこまで読めるかわからないけど、コナン8〜10巻のメモ。あれ、そういえばいつの間にか蘭ねーちゃんの髪型だいぶ角感でてきていたな。

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 8巻
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ついに見つけた‼︎ 
この結末の話だけ コロッと忘れていた〜! 読みながらそうだったそうだったと思い出した。 言動が強烈なのには変わらないけど 泣きたいのを我慢している日々だったろうに いきなりこれじゃ蘭も何がなんだかわかんないよね…。 量子だって守のことで気が動転しているだろうしそもそも新一の事情は知らないしね… 

 

闇の男爵 / 恐怖のウイルス / 仮面の下 / 蘭の涙 / 風のいたずら⁉︎ / 落下地点の秘密
え、江原時男(32)!? 上条秀子(29)!?

あのプロポーションとあの水着で蘭ねーちゃん(17)!?!?  改めて見ると登場人物の年齢設定に衝撃を受ける回だな…
知り合いが犯人だった時どうする? の問答、すっごく覚えている〜! 新一の信じる気持ちや諦めない気持ちとか垣間見えるのもいいし、新一の言葉を思い出して蘭が行動にうつすのもいいよね… 今回の前田さんの犯行はまぁまだ情状酌量の余地もあるしそもそも事件の真犯人じゃないけど、蘭の憧れの人が罪を犯すっていうパターン他にもあるよね、蘭のメンタルケアもしっかりしてほしい。
明子さんと前田さんの絆も 蘭と新一の絆もいいよね…

 

花嫁の悲劇 / 禁断のレモンティー⁉︎ / 殺しの理由
そういえば、初期蘭って方向音痴でそれが故に遅刻魔の設定があったな… いまだと この設定もいつの間にかなくなっているのかな?
この話のエピローグは 珍しく未来について触れられていたからすごく覚えていたけど、先生はあの人と3年後結婚するんだけど… はやく3年後になって先生とあの人を結婚させてあげてほしい、あとどのくらいかかるんや!笑
3年後も先生が幸せなら… だけど、初恋のエピソードや初恋の人と自分の父親の因縁とか自分に向けられている気持ちのこととか控え室でのキスシーンの意味とか全部考えると、もう先生本当に あの人が大好きだったんだろうし、全部自分が受け止めようとしたんやろうな、幸せでいてほしいよほんと…
このエピソード読み終わる頃にはいつも涙ぐんでしまう、みんな幸せになって…

 

 9巻
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コナンのアニメって9巻発売時(1996年!)くらいに始まったのね! コナンのアニソンって なんだか好き。

 

危ないかくれんぼ / 声を追え‼︎ / えっ! 本当⁉︎
なんだかんだで小学生の遊びに付き合ってくれるコナン君。回を増すごとに本物の小学生にも馴染んできているよね、順応力たかいさすが。あゆみちゃんは 親族から蝶よ花よと可愛がられてすくすく成長しそう、あゆみちゃんも光属性だよね。それにあの目の描き方的にも公式に美少女なんだろうし 映画設定だけど タワマンの高層階住みだし。序盤はあゆみちゃんのかわいさにほっこりしていたけど、いや待てさすがに知らない人の車のトランクには はいっちゃだめ!!! 光彦の科学的な隠れ方を見てみて! ああいうのでいいんだ!!!

 

小五郎の同窓会 / 意外なヒント / 弁慶の仁王立ち
「親」「大人」としてまともというか普通というか、そういう感覚が 意外にも(?) あるんだよねおっちゃんは… 
この話が初めてかな? おっちゃんの年齢(37〜38)が公式に数字で触れられるのって。色々逆算したらびっくりだよねほんと。とまぁ、ツッコミどころもあるにはあるんだけど、やっぱり おっちゃんの熱い所や "やる時はやる・きめる時はきめる" 
見られるエピソードのひとつでもあるよね! 大学の親友間であんなことがあるのは、すごく悲しいけれども。そしておっちゃんの気持ちを汲むコナンもさすがだよね…。少しずつだけど 幼馴染の父だからだけじゃない おっちゃんに対する信頼とか芽生えてきている気がしないでもない、少しずつではあるけど。
この時のおっちゃんといい、似ていなさそうで新一と行動原理・パターンが似ている部分もあるし、瞳の中の暗殺者での台詞の一致とかも 単なるアニオリとは思えないよね。

 

花婿選び / 忍び寄る影 / 死体がもう一つ… / 無差別殺人!?
四井の麗花お嬢様とか、あと長門家だっけ? の長女とか娘婿とか見ると、ほんと 園子と綾子お姉さんってめちゃくちゃ性格いいな!? といつも思う。
あとお嬢様の周りの数字を冠した男性陣、名詞の渡し方! しかしこどもの頃は気にしていなかったのにこういう描写が気になるようになるとは… あと三船さんの髪型も気になる。笑 
八重子さんのことを思う米さんの心情、測りきれないくらいだよ絶対無念とか悲しさとかあるよそれでも八重子は本望だったって(米さんの本心じゃなかったとしても)言えるって、きっと八重子さんが自己犠牲も厭わないような優しい孫だったんだろうな… かなしい。
コナンに新一の面影をみてたね、バレそうだけど まぁ現実世界でも同級生がこどもになっているなんて起こり得ないと思うからバレないもんなのなのかな? しかしこの犯人、動機というかきっかけとなった出来事については犯人を責めきれないとはいえ、アリバイ作りのために無関係な人を危険に晒しているからね… しかも蘭を… これはコナンに許されないよね… この後10巻の解決編で容赦なく白日の元に晒されるんでしょうね…!

 

 10巻
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水の時間差トリック
そうだよね、米さん平気なわけないよね… 米さん…。

 

西の名探偵 / 二人の推理 / 東の名探偵…⁉︎ / 東の名探偵現る⁉︎ / 熱いからだ
よっしゃ!! 我らが平次の初登場や!
いきなり初対面の人の家に押しかけてしばらくお世話になるつもりだったとか、行動派過ぎる面も こどもに死体なんて見せるもんじゃないと至極真っ当な面も、でもこどもに薬やからと中国酒すすめる所も、平次(初期)ならでは。大人に対する物言いとか、平次も青いというか尖っているというか… まだ未成熟な部分もあるけど、平次もコナン(新一)との仲を築くうちに丸くなるというか成長するからね! その辺りも楽しみ! そして 平次に新一を重ねて ちょっと赤くなる蘭。蘭的には全部新一というフィルターがあるからこそなんだけど、新一以外にも顔を赤らめてたのか… そうだったっけ…。
しかし この時の平次は まぁ話の進行的にも 当て馬感(?) を強調したかったからか 人命とか動機とか真犯人を捕まえる事よりも 「事件の謎解き勝負」への拘りがあるもんね、もろたで工藤‼︎! とか。新一の方も昔(って言ってもそんなに昔じゃないはずだけど)は他人事というか好奇心で首を突っ込んでいた面がゼロじゃなかったんだろうけど。
見開きの! 新一!!! これ初めて見た時も 今見ても わっ!?!?!ってなるよね、本当にいい意味で衝撃的な展開でもある。 平次初登場・一時的に新一に戻る・今回の事件の背景・そしてあのコナン/新一の決め台詞…! このエピソードも私的コナン史上に残るエピソードのひとつです。〜完〜
と思ったら、最後の話にあの伝説の津川館長の話の導入部分が含まれているじゃん!!! え、10巻 豪華すぎん…? 怪盗ボーイ=まじっく快斗、サムライ小僧=YAIBA かな?

 

忍び寄る殺人鬼 / もう一人の乗客
このお話の歩美ちゃんの格好かわいいな。しかしお気に入りの靴の紐のせいで知らない間に窮地に…! 読んでいるこっちがハラハラする…! タイミングよく現れたコナンのおかげで九死に一生を得たけど、そのあと憎まれ口? たたきながらもナチュラルに手を繋いで引っ張ってくれるの、これはコナンモテてしまう。
と、感心していたのも束の間、こどもにエレベーター上に乗っていた死体を見せるんじゃありません! 前エピソードの平次の言葉を思い出して!!

 

吹雪が呼んだ惨劇 / 最後の言葉
タイトル見た時はあの小学校の頃の先生の話かと思ったけど、こっちかー! 将棋がヒントになるやつ。

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なかなか盛りだくさんな8〜10巻だったな。

昔はそんな風に思わなかったけど、今見たらオーギュスト・デュパンの作品 読んでみたいかも。(10巻カバー裏表紙折返しで紹介されていた名探偵)「人の仕草や表情を見て、その人の考えていることをズバリ言い当ててしまう」っていうところが気になったな。多分 柔道部のあの人の口走ったことで犯人を追い詰めたり 新一が蘭に近況を聞かない事から事実に実は辿り着いていた平次とか、改めて読んだからかな?