感想メモ|『名探偵コナン』11〜13巻

コナン11〜13巻を読んだ雑感メモ。この辺りの展開の早さやエピソードの繋がりの構成ってさすが〜!

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感想メモ|『名探偵コナン』8〜10巻 - asa の 栞

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 11巻
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話すテーブルクロス
医大のグループメンバーの名前と関連する将棋のコマを説明してくれるコマ、さりげなく被害者の頭には輪っかがついているの、細かい… あとエピローグでおっちゃんや将棋盤と目線を合わすためにソファの上に大量の本? と座布団を積んでいるコナン君、サイズ感がかわいいし細かい…
アイスが溶けたところ、もしかしたらお父さんが思いとどまらせようとしてくれていたのかも、と思うと…。

 

生放送中の死 / 幻の道 / 緊急推理ショー
このプロデューサー、こどもの時に読んでも なんて汚い大人なんだ! と思ったけど、今読んでもかなりヤバい人だ、コンプライアンスについても一から学んでほしい。 松尾貴史さんって実在のあの人だよね? コナンのファンだったのかな? 実在・現役の人がこの役で漫画に登場するのってすごいね。

 

大事な人⁉︎ / 凶器のありか / 二つの謎
蘭のお母さん・妃英理さん初登場! 本当に英理さんすごい、バリキャリの先駆けなのではないだろうか。 そして あのろんげやろうがスキー場で… っていう話を聞いて、そういえばこの前蘭と行ったな… ってなるコナン君。おっちゃんもいたのに 二人で行ったみたいな回想になっていて笑った、蘭のことだと年相応… というか思い込みが強くなっちゃう所もなんだか微笑ましい〜
扉絵の結婚指輪、K to E って彫ってあるの今気がついた‼︎ いやあってもおかしくないんだけども‼︎ なんだかんだ夫婦になっても きっても昔と変わらず好きだけど素直になりきれない者同士なんだろうな〜 巻き込まれるこども(蘭)は大変なこともあっただろうけど。おっちゃんと新一も似ている部分はあるけど、英理さんと蘭もやっぱり似ているんだろうね…。

 

修行の間 / 桜と壁の穴 / 宙に浮く力
秀念の最後の台詞、本当にね… それでも人を殺めることは許されないけれどそれでも、その前に人を殺めていた人がその時点で捕まっていたらもしかしたら別の未来があったかもしれないもんね…。決してコナンのせいではないんだけど、こういう「自分がそこにいたら / あの時気付いていたら もしかしたら助けられたかもしれない」場面にあったりそうした気持ちをぶつかられちゃうと きっとコナンも色々受け止めちゃうんだろうな…。

 

 12巻
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博士の宝箱 / 黒い太陽 / 宝の正体
栗介おじさんの家、か、そこに残された何かがだいぶ先の事件に関連があると聞いたんだけど、どれだろう、こんな巻数の時から伏線をはっていたのか あとから繋げられるとなって作ったのかは分からないけど、この先出てくるのが楽しみ! このエピソードで触れられる『踊る人形』の絵文字がなんだか不気味で怖くて仕方がなかったな…。

 

突然の遭遇 / 爆弾の行方 / コナンの誤算
忘れるものか、という割にはすごく久々に名前が出てきた気がするジンとウォッカ。まぁしょっちゅう出てこられても町の治安が悪化するからこのくらいが丁度いいのかな… テキーラ、という組織構成員と偶然かつ一瞬の遭遇をはたしたわけだけど、ここまで接近したことに昂ったのか諸々漏れ出ていたねコナン君、おっちゃん目暮警部にあの後も色々聞かれたのかなぁ。
しかし、コードネーム『テキーラ』かぁ… 笑

 

マイクロフトでの集い / 知りすぎていた女 / ナゾの爆発 / 見破られた嘘
あれ、このタイミングでこの話だったっけ? 結構展開早かったな、さすが平次 行動派… そしてコナンの関西弁が酷すぎていつもくすっとなっちゃう。平次の関西弁との対比もこみなんだろうけど、多分、知らんけど。そして解決編は13巻に続く。

 13巻
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本当の姿
さすがにおっちゃんにも変な関西弁だと指摘されている。笑 しかし ざっくり言っちゃうと(ざっくり言いすぎて色々削ぎ落ちちゃうかもだけど)「解釈違い」が発端の事件、う〜ん、原作へのリスペクトは大前提として、作り手も読み手もこれは "あくまで二次創作である"ということをしっかり軸として持っていないとな…と。
遅かれ早かれ平次にはバレていたと思うけど、確かに危険に巻き込んでしまったとは思うけど これほど頼もしい味方も他にいないよね、コナンと平次の友情もいいよね…!

 

目撃者は…⁉︎ / 三つ子の容疑者 / 哀しき兄弟の絆
このエピソードの序盤、あっけらかんとした性格や なんだかんだで遊びをきりあげて身なりを整えておじさまに挨拶しに行こうとする所に令嬢たる育ちの良さが垣間見えてすき。そして綾子さんが聖女すぎる。帰りも綾子さんが運転するのね⁉︎ 鈴木財閥クラスなら運転手とかいてもおかしくないのに… 車の感じからも、綾子さんが主体的にしている感じがする、自立した女性だ…。(綾子さん結局雄三さんと結婚するんだっけ?)

 

落ちる死体 / 疑惑の自殺 / 花と蝶
蝶野さんの表情の変化よ… 実力はもともとある人だったんだろうけど、最初は自分の意思なのか花岡さんに強要されたのかわからないけど やっぱり道理に反したことをやり続けてしまったからこそ表情も言動もきつくなってしまったのかな。蝶野さんにも非はある感じだけど 花岡さんよ、なんかいい感じ風なこと言っているけど 最初から最後まで外道ですよ…


逃亡者 / 怪獣ゴメラの悲劇 / 去り行く後ろ姿
確かにプロデューサーは目先の利益しか考えていないしそのためなら平気で嘘もつく、許せん… だけどだけど こども達の目の前でゴメラにあんなことさせてしまうのも許せん…っ
友美さんも辛いよね、14歳から10年間一緒に仕事をしてきたパートナーだったり先輩だったりする人が…。別の道はなかったのかな、本当に…。


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35巻くらいまでは昔家にあったから読んだことあるけど、この辺のお話って なんとなく記憶にあるからすごいな! あとこの位の時期のエピソードが犯人の犯沢さんで出てきていたからっていうのもあるかも? 犯沢さんのクオリティもすごいよね、時々読みたくなる。
犯人の動機パターンのうち、過去被害者側が道に外れた事をした時に法なりなんなりに裁かれていたら容疑者は今回の事件は起きなかったかも… とも思う人もいて、人を殺めたという事実の裏にあるものを知ってしまうと なんとも言えないよね…