感想メモ|『名探偵コナン』14〜16巻

事件の起承転結を全てを書いているわけじゃないけれど 思ったまま書いているのでネタバレ含む コナンの読んだメモ、14〜16巻分。 

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感想メモ|『名探偵コナン』11〜13巻 - asa の 栞


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 14巻
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14巻刊行当時が コナンの初映画化っぽい! 映画には青山先生の原画部分があるっていうのはよく聞くけど、ラストシーンはマンガでやりたかったとっておきのシーンだったんだ? また見てみよう〜!  コーデリア・グレイって確か灰原さんの名前の由来のひとつだったっけ? なんかイラスト見たら 灰原さんの容姿もこの人(を青山先生が想像した容姿)に影響うけている気がしちゃう。

 

写真があった‼︎ / 電話の数字 / 時間はこれから⁉︎
わ〜何回目だっけ 蘭にここまでがっつり疑われたの! きっかけのアルバムのくだり、こどもの頃は「え〜! 新一ピンチだ‼︎」としか思わなかったけど、アルバムの文章が 成長した蘭が書いたっぽい文章で、もしかして蘭が自分で幼少期のアルバム整理したの…? と胸がきゅっとなったな… 蘭はそういうとこ素直でいい子だから 懐かしいな〜とか思いながらアルバム整理していた気もするけど、幼少期のアルバムって親とか祖父母とかの保護者が作ってくれていたりすることもあるものだから… でもお母さん別居しているしおっちゃんはマメそうじゃないからなぁ… 
麻子さんの境遇もかわいそうだけど、文乃ちゃんに対しては思いとどまってくれてよかった… 麻子さんも根っからの…ってわけじゃないもんね。九十九さんは取り返しのつかない事をしてしまった事が自分でわかっていたからこその態度だったのかな。時が来るまで… って、もしかして どんな形にせよ裁かれる事を待っていたのかな。
今では 全分野に精通してしまったかのようなコナンの苦手分野(音楽)が見られるのも初期の醍醐味な気がしてきた。蘭は結構音楽の知識も技術もありそう、月光も譜面パッと見てすぐ弾けていたし。

 

落ち葉の中の尋問 / 母さんの胸の中⁉︎ / コナンの笑み… / 有希子の笑み… / もう一人の…
ひゃー今回の蘭は一味違う! けどコナンの小学生モードも更に磨きがかかっていたことと有希子さんのアシストのおかげで、なんとか疑惑払拭! よかった〜。
しかしボディスーツで颯爽とバイクに乗る有希子さん、不二子ちゃんみたいでかっこいい〜! (というより不二子ちゃんにインスパイアされたキャラなのかな? 芸名姓か旧姓も "藤峰" だし)そして あのコナンの乗せ方? 運び方? よ。帰りの優作のバイクといい、この夫婦のこのエピソードのバイク乗りは伝説…。(帰り道はコナンどこに乗ってたんだ?行きと一緒?)
義房おじさん(仮)とカルロスには幸せになってほしい…
そういえば 群馬県警の山村刑事はここが初登場だったね!? 有希子さん主演ドラマみていたり、殺人現場初って言っていたり、かなり若手の刑事さんかな… でも山村刑事ってコナンの登場刑事の中では 初登場の役職からの出世が一番早い気がする。あ、今回の探偵役だったから (表向きは)事件を解決したことも影響しているのかな? しかし、山村刑事はすやすや眠っているようなお顔なのに(眠っているんだけど)、おっちゃんの "眠りの小五郎モード" の時ってかなり様になっているよなぁ、いい感じに渋いというか説得力あるというか、さすが…!

 

奇妙な集まり / 最後の客
例の小学校時代の恩師の…! あぁ〜蘭…園子…
冒頭の腰に手を当てて意気揚々と楽しもうという決意を口にしている園子、夏でも冬でもすき。園子はずっとそのままでいてほしい。基本は大丈夫なんだけど、今回の事件については、そのままではいられないだろうから、ああぁ…   15巻に続く…

 

 15巻
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ない⁉︎ / 消えた凶器 / 涙で語る真実
ちょっと待って、確かにヒーローみたいできゅんとしたのかもしれないけど、給食費なくしちゃうの結構大変だね…⁉︎ というか こどもが代表して回収するシステム 色んな観点からして危なくない…? 自分の時どうだったか覚えていないけど こどもが代表して回収では絶対なかった、もし そういうシステム採用している学校があれば考え直してほしい…!
閑話休題、この顛末は アニメ版がすごく記憶に残っている、新聞記者の挑発に最初は狼狽えるけど 新一がついていると思うと自信たっぷり、堂々と推理を進めていく蘭、だけど犯人名を知った後も震える声で推理を続けら蘭、書きたければ書きなさいよと静かに言う蘭… あぁ〜ほんと… こういうことは今後起きないで… そして被害者2人の過去の過ちは酷い。

 

声が似てる⁉︎ / 狙うは… / デュエット⁉︎ 
あれ、覚えていたけどこの事件 アニオリなのかと思っていた! ちゃんと原作にもあるのね! 時系列分かっていないけど 高山みなみさんと青山先生って本当に仲良かったんだろうな、実際コナンきっかけの元夫婦らしいしね(最近知った)
歩美ちゃんとコナンの入れ替わり、よく見たら目鼻立ちが眼鏡とかで隠されていたり入れ替わり後から髪の毛結んでいたりしていて、でも初見時は見逃しそうな描写でさすが… こういうことあるから時間がかかっても コマ毎にじっくり読みたくなる。しかし せっかくコナンがこども達の安全のためにも警察に保護してもらいやすくかつ追跡してもらえるように色々指示しただろうに… こどもの、っていうか少年探偵団の思考回路まで段取りに組み込むのは至難の業ではある。

 

指をペロッ⁉︎ / 魔法を使った⁉︎ / 悪魔の呼び声
蘭が(お父さんとおそらく昔から知っている顔馴染みのおじさま方相手とはいえ)"暗くてダサいシケた大人の遊び" という語彙で拒絶していたの新鮮だった、なんかもっとマイルドなイメージがあったな。まぁ実際にやりだすとさすがの強運さで一人勝ちしていたけど。麻雀、ちょっと気になる。地元の人達が蘭を娘… とまでは言わないかもだけど親戚の子みたいな感じで大事にしている感じが微笑ましいな。
おっちゃんの麻雀仲間は覚えていたのに事件のトリックとか容疑者・動機を全く覚えていなくて かなり新鮮に読めて こういう感覚は楽しかった! そして鑑識のおじさんが有能… 気になったことや気付いたことはもっとどんどん警部達に伝えていいんだよ…!!!

 

血染めの包帯
わ〜い久々の平次! いや単行本ベースならそんなに久々でもないのかも? 長門家のお話。それにしても信子さんはなかなか切れ味鋭いけど 康江さんは穏やかそうな人だから 光明さんは… いやだからこそ光明さんが頼もしく感じるのか…? でも 光明さんの失言を窘めるシーンあるしな、光明さんには効いてなさそうだけども。 事件は次巻に続く。

 

 16巻
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表紙が! 怪盗キッド!!!! ついに!!!!!

 

白き殺人者 / 真実の電話 / 炎の絆
もしかして 諸悪の根源は光明さんでは…? 秀臣さんもヤンチャしていた時期があるっぽいけど、光明さんと出会わなければ あんな事まではしなかったかもだし… でもあれがあったからこそ 幸さんとの縁なのか…? 幸さんは本当、会長の言うとおり しっかり生きてほしい… コナンは成実先生のこと「追い詰めてしまった」と思っているんだな… 成実先生…
コナン君と言えば! な台詞「妙だな…」が絶妙なタイミングかつ大きすぎず小さすぎずなコマで出てきて思わず おっ! っとなっちゃった。
45pの下のコマの おっちゃんが告げた共犯者の存在に驚く目暮警部の発言を受けての平次の台詞、「そうか…」ってどういうニュアンスなんだろ? 「そうや…」だったなら分かるけど。平次は完全におっちゃんの助手で真相は知りません風を装っている感じとも違うと思ったんだけどな。

 

学校の不思議 / 誰かいる⁉︎
なんか ほっこり…。 担任の先生がっつり名前出たね! 授業参観って先生側も色々感じているのか、そりゃそうか。小林先生 授業参観頑張って…! あれ、この先生だっけ? なんか小学校の先生も何か(ラム?)の可能性がって言われていたけど、誰だろ?

 

邂逅 / 消滅 / 気配 / 終極
怪盗キッド 初登場回、各話のタイトルも 今までとは趣向が違って、いい…! 過去のエピソードに出てきた 資産家も何人か見られて こういうのも好き。三船さんの憎まれ口は あの時のノリかと思っておいおい… と思ったけど 大人な祥二さんとはいい関係っぽいから 本当 気が合うかどうかなのねあの人。根は悪い人じゃなさそうだし。園子のご両親、世界的財閥トップと言われてもなんか分かる、すきだ。というか園子一家が好き。
そして キッド様、あんな台詞や予告の言い回しでもキッドだとバチっと決まってかっこいい〜! この時やっぱり反響よかったのかな? この後どんどん劇場版でも本編でもキッドエピソードあるもんね。 ただ ある時期から 新一をハイスペ中のハイスペに描こうとすると男子高校生のすけべ心というか なんというか、そういう部分を過剰にキッドが担う印象の時もあって、それはむむむ、となる。笑 『まじっく快斗』も続きが気になるんだけどなぁ〜 未来に期待!

 

陶芸家達の企み
えっ⁉︎ この事件の顛末が思い出せない、けどこんなところで17巻に続く…! 気になる…‼︎
5代目菊右衛門 いい師匠・いいおじいちゃんって感じ。でも作品数とか ビー玉とか怪しいところあるな⁉︎ 
おっちゃんが起きたまま最後まで推理した部分が大なり小なりあるの、同窓会と手品師と美術館の事件の3つなのね。